久しぶりに引っ張り出した12アンタレスHG、
使ってみて改めて実感、
いまだに現役だと・・・
ウエイトの軽いベイトリールが良いとは限らない
巻き心地が軽いだけでは私の好みでは無い
ラクチンなブレーキも魅力てきだけど、
ちょっとひと手間かかるけど、最高の気持ち良いキャストフィールの遠心ブレーキ
太陽の角度が会えば、放物線を描いて飛んでゆくルアー、
そして、キラキラ光るつながってるラインがきれい・・・
釣れない時期が続いているのですが、
ふと12アンタレスHGは、キャストする喜び、
ルアーを巻き取る気持ち良さを教えてくれました。
そんな12アンタレスHGを出来る限り初期状態に戻したくて、純正グリスを取り寄せて、よみがえらせる事に・・・
ベイトリールを使う上で、
人それぞれ好みとか有ると思います、
私も、巻き心地が軽ければ良いと思っていましたが、
あらためて、12アンタレスに教えられた気がします。
12アンタレスを使った事が有る人しか解らないと思いますが、
しっとりとした、シルキーな巻き心地、
ゆっくり巻いて、ラインの重みでなだらかなたるみを出しながら巻き取る
超デッドスローリトリーブ
ラインに当たる風
ルアーがいる場所の水流
ウイードに触れた瞬間
アンモナイトシャッドのテールの振動
アンタレスの重さが、ロッドのブレを押さえてくれるので、
色々な情報が手元に伝わってきます。
もちろんロッドの感度が有ってこそ、
使用したロッドは、ポイズングロリアス1611MHハイパーアプローチ
メタニウムDCでは感じ無かった事が手元に・・・
色んな事を書いちゃいましたね、
ここからが本題です。
私のお手本にしたのがシマノ公式動画のこちらです。
※シマノ公式ベイトリールメンテナンス動画
シマノのベイトリールの構造は大体同じなので、動画に出ていない部分をピックアップしてみました。
まず、ハンドルを外すために、ナットのカバーを外します。

ハンドルの裏側に、小さなプラスネジが有るので左に回して外し、
プラスチックの回り止めをはずします。
次に、付属品のソケットを使ってナットを外します。
私の12アンタレスHGは左ハンドルなので、逆ネジ、右に回すとナットが緩みます。

ハンドルノブのキャップを爪で引っ掛けて引っ張りだすのですが、工具類を使うと傷が付いてしまうので、注意
ハンドルノブの奥にあるプラスネジを左に回すと、ネジが外れ
ベアリングと奥に薄いワッシャが入っています、
ノブを引き抜くと、こんな感じになっています。

ベアリングにオイルを使って組むのも良いですが、巻いてる時にベアリングのコロコロ回る振動が気になって、グリスを使う様になりました、
シマノ純正グリス SHIP-0

次に、動画では出ていない、ヘッドカバーを外します。
赤く囲った所にプラスネジが有ります。


次にフロントカバーを外します、

カバーが外せたので、ネジの大きさとか各部で違うので、解る様に並べておきます。

後は、ドラグを回して外し、外した順番に並べてサイドカバーをはずし。
12アンタレスは、ブレーキ側のカバーを押し出すスプリングが有るので注意

ギヤとドラグをパーツクリーナーで洗浄、乾かします。
ドラグワッシャのカーボンは力を入れると簡単に割れてしまうので、優しく洗浄が基本
乾かせたら、ドラグワッシャには
シマノ純正ドラググリス ACE-0

ギヤの歯の部分には
シマノ純正ギヤグリス ACE-2

実は、このグリスが、しっとりとした極上の巻き心のキモになります、
組み立て終了後、ゆっくり巻いてグリスをなじませると、12アンタレスが完成
今回使ったのが
リールの付属オイル 「B-100」が切れていたので
「SP-013A」を使いました
シマノ純正グリス SHIP-0

ドラグワッシャ用
シマノ純正ドラググリス ACE-0

ギヤの歯の部分には
シマノ純正ギヤグリス ACE-2

後は、交換用ベアリング
12アンタレス ベアリング

動画を何度もみながら完成
しっとりとした、極上の巻き心地が復活
後は、釣るだけとなりました。
今週は行けないから、来週に期待が膨らみます。
ブログランキングに参加しています。
もし良ければお願いいたします。

